ACIM (A Course in Miracles )ってなに?
A Course in Miraclesは、奇跡のコース(奇跡への道)と
日本語訳されています。
NY州コロンビア大学医療心理学教授のヘレン・シャックマン助教授と
同大学臨床心理学のウィリアム・セットフォード教授が
職場で、人間関係のこじれを感じたとき
「こんなんじゃいけないよね」と2人が話し、また「そうだね」と
感じ合ったときがありました。
その後から、ヘレンの心に、声が聴こえてくるようになりました。
精神疾患になったのかとおもったヘレンは、いろんな検査をうけましたが
異常はありませんでした。このことを、
ウィリアムに相談したところ、書き取ってみたらどうか、
といわれ、書き取りはじめました。
そこから、
『This is A Course in Miracles, please take notes.(これは奇跡のコースです。書き取ってください)』とイエス・キリストの声を聴いて、ヘレンによって書き取られたていきました。
この霊的な本は7年の歳月と編集をへて、1976年に出版されました。
心理療法、精神療法の解明、また完全なる医学講座として世界20カ国で翻訳され、知られています。
「たったひとつの愛」という意識(キリスト意識)、
わたしたちの実存は、たったひとつの愛である、という思考を体得し、
恐れは愛をもとめる叫びで、幻想である、ということを受け入れることによって
「ゆるし」がおきます。人と神の間を行き来できる「聖霊」が
ゆるしを行うとされており、根本的な心の思考を逆転させます。
この、心の逆転により、映し出される環境や人間関係がかわります。
「まるで奇跡のような」経験がふえ、「愛へもどること」がわかってゆくようになる、「障壁がとりのぞかれてゆく」テキストです。
「A Course In Miracles でも言っているように」と、米国 故ネルソン・マンデラ氏との平和学校の設立メンバーでもあるマリアン・ウィリアムソン著『 愛への帰還 』、日本でもベストセラーになっているパム・グラウト著『こうして思考は現実になる』、心理療法士ジェラルド・ジャンポルスキー著『 愛とは、怖れを手ばなすこと 』、ニール・ドナルド・ウォルシュ著『 神との対話 』、その他ドリーン・バーチュー、アラン・コーエン、ディーパック・チョプラ博士、ウェイン・ダイアー博士、エックハルト・トール氏、エリザベス・キューブラー・ロス博士、日本国内では、本田健氏など多数のベストセラー作家から言及されている事もあって、その使用頻度は年々増える一方になっています。
後半は、サイコセラピストを教えてくださっている、佐川奈津子さんの文章を引用しました。