あること。いまを、いきること。ー another room

奇跡と恵みにあふれた世界をうけとるために、祈りとA Course in Miracles(奇跡のコース)を通して 内なる力を育てています。

ちいさいは、とても、おおきい。「じぶんのために書いていく」

「じぶんの満足と楽しみのために書いていく」
とばななさんは
書いていて、
わたしは、この部分を読むとスッとします。
(そして、よく、人にも、おススメしています。笑)
 
 
「これさえあれば」と
「こうなれれば」と
いう人が目の前にいるなら
自分自身のおもいを
みなおしたいです。
「すべて、与えられて、
すべて手にわたされている」と。
恵まれているのは「こうだから、」では
ないのです。
 
 
これをみているあなたの
ちいさなころの思い出は
なんでしょう。
 
わたしは、むかし
肺炎で入院したことがありました。
幼稚園はじまって、
すぐのことでした。
刑事ドラマの見過ぎで(母譲りです。笑)
担架にのせられたら、大泣き。
殺されるとおもったのです。笑
その後の入院生活は、
幼稚園児ということもあり
親は、たしか宿泊できなかったとおもいます。
そのとき、増えていったものがあります。
絵本です。
面会のときに渡される絵本は
「日本の童話」から
アンデルセン」まで多岐にわたり
おとぎ話は、リアルな話として、 
胸の奥の、奥に
つちかわれました。
退院後に、幼稚園にもどると
あたらしい環境に、
なじみはじめた子どもたちに
あふれていました。
「仲のよかったお友だち(親友)は?」と
卒業文集に質問があったのを
どうしよう、とおもったのを
覚えています。
 
「どうして、あの子は、
いつもたくさん。
お友だちがまわりにいるのだろう?」
と思ったことはないとは
言い切れません。
魅力的なお友だちが
たくさんいました。
 
 
童話やおとぎ話の延長に、
わたしの生きるキモチがあったので
「風や草花が、人だとしたら、
きょうはこんな感じ」と
擬人化してみていました。
助けられたり、
話しかけられたり。
メルヘンというより、
人以外のものとも
仲良くなりたかったのです。
 
竹林が風にゆれているのを聴くと
それは海の波の音に
かんじられました。
「きょうは、海、あれてるね」と。
 
『そうだね』
そう、竹林から、
返事がかえってきたように
感じました。
『いい風だ』、と。
 
 
きこえてくるから、 
かならず、
しずかにしてみます。
 
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 みんな、どうしてしまったんだ、そんなにすごくならなくてもいいじゃないか、と思う。
 今日見たもののことを考えたり、しゃべったりしながら、普通に友だちとか家族とかと過ごそう。仕事はそこそこできて、失敗もして、たまには達成もして、それを自分の小さな誇りにしよう。見たくないものやしたくないことのために使う時間を減らそう。ただ漫然と生きているだけの時間を減らそう。でもしゃかりきに何ものかになろうとしたり、自分から発信したりなんかしなくていい。そんな疲れることはやめよう。ペースを落として、ひとつひとつの行動を寝る前に振り返ろう。一日健康でいられたことに、平和に、家族が生きていたことに普通に感謝しよう。
 「そんなこと言ったって、そんな単純なわけにはいかない、だって…」の言葉のあとにはいろいろな言い訳がくっついてくる。ひとりひとりがそれと戦おう。静かに、心を澄ませて。
 自分の時間は自分のもので(たとえ人に雇われていても、その立場を選んだのは自分だ。そして全部を明け渡せなんてどんなえらい上司も要求できない)、自分の体は自分のものだ。
 体を整えてよく見れば、一日の中には必ず宝が一個くらい眠っている。それを大事に輝かせて、いい眠りの中に入っていこう。形ではない。どんな人とも違う、自分だけのやり方がある。それを思い出そう。
『人生のたびをゆく』よしもとばなな
 
エゴは
あなたと、わたしとの
違いをつくります。
同じ、であることの宇宙を
かんじたいのに
人と比べています、つねに。

だけれども、全体的にみる、
内がわからみたなら
その心の眼は「同じである」ところを
みさせられます。
 
全ては自分の中からはじまり、幼いときから生涯を通じてきたのだ。そのヒントは自分の中にしかない。自分はいちばん自分をよく知っている自分の友だちだ。今はその感じがばらばらで、みなとまどっているだけなのだ。本能の声を聴いて、耳を澄ませていけば、必ず自分と自分がぴったりくるポイントがあると思う。そしてそれが一致したとき、個人はとても大きな力で、日常を、周囲を照らすだろう。
『人生のたびをゆく』よしもとばなな
 
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まわりを、
照らしてくださり
いつも、ありがとう。