ツツジの花たち。あるものを、みること。
三峯神社のお札をかざっている、おばあちゃんの家で、蓮さんは、イチゴを これでもか…というほど、たべました。
叔母さんは仕事先にて、生物の先生が、おばあちゃんの家のツツジが素晴らしいから、撮影しにくるらしいの、と教えてくれました。
そういえば、狂い咲くほどのツツジが要塞のような崖にさいています。
深く、呼吸をして、みてみると こんなにも…この季節をたたえていて、さらに、足のおぼつかない おばあちゃんを 外に連れ出してしまう、ツツジの花たちの力は、わたしの 当たり前にみている感覚を、リセットしてくださいました。
おばあちゃんは、ツツジ、満開かとおもったけど、まだまだ、咲くねぇ。と、嬉しそうに話してくれました。
おばあちゃんの、蓮さんへの声かけ。
蓮ちゃん、また、おいでぇ。
そう、ツツジの花々も、外に出ることが億劫だという、おばあちゃんに、また、遠くからくるわたしにも、言っている声にもきこえました。
また、おいでぇ。みにおいでぇ。
こんなに、あなた方は、美しく花開いているよ、と。
そこに、ある、とおもって
見えないものを見ようとするだけで、ほんとうに、いま、に触れられる感じがしました。
最近の、蓮さんブーム、よりかかり、コテン。